社会人としては豊かな知識と技術とをもって経済的に独立し、家庭人としては美しい情操と強い奉仕心とをもって一家幸福の源泉となる、健全な精神と身体とをそなえた女性の育成を目的としています。
教育の基盤を道徳教育におき、「親切正直」の錬成を目標としています。「親切正直」は全人類を貫く倫理であり、本学園の信条でもあります。
それはやがて、秩序を重んじ、礼儀正しく、仕事に積極的に携わり、進んで社会に貢献する心へと発展し、この国を美しくすることに繋がっていくと考えています。
本短期大学家政科は建学の精神に基づいて、「職業や実際生活に必要な能力を具備する女性」を育成することを教育の目的としています。
生活デザイン専攻は、「豊かで持続可能な生活を自らデザインし、提案、実践することのできる有能な社会人かつ健全な家庭人を育成する。」ことを目的としています。
食物栄養専攻は、「人々の健康の維持増進に寄与する食の専門知識と実践力を備えた有能な社会人、かつ、健全な家庭人を育成する」ことを教育の目的としています。
本学は、多様な人材に門戸を開くために、学校推薦型選抜、総合型選抜、一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜、特別選抜と多様な形態の入試を実施しています。各選抜においてディプロマポリシーおよびカリキュラムポリシーにつながる能力を多面的に評価します。本学では入学後の学修のための準備として、入学準備学習を実施しています。
家政学は、生活の質の向上と人類の福祉に貢献する実践的総合科学と言われています。本短期大学家政科では、建学の精神に基づいて、社会的活動や家庭生活において主体的に貢献していくために必要な知識・技術・教養と実践力を身につけるための教育を行っています。教育においては、本学の校訓である「親切・正直」の精神を以てあたるとともに、学生もまたこの精神を十全に体得していくことを旨としています。
本学が求める学生像および高等学校段階までに培って欲しい力(履修が望ましい科目等)は次の通りです。
建学の精神に則り、高い教養・情操と専門的な知識や実践的な技術をバランスよく身につけ、社会的活動及び家庭において貢献できる人材の育成を目的としてカリキュラムを編成しています。家政科共通の科目として、共通科目、家政科コア科目、支援科目(共通)を設置しています。
生活デザイン専攻の専門科目は、「基礎科目」「プロダクトデザイン」「コミュニケーションデザイン」から構成されます。各科目群は主に以下の学力を身に付けることを目的として編成されています。
栄養士の資格規定科目は、厚生労働省制定の規則に準拠して開設し、食物栄養専攻の教育目的を達成するために系統的なカリキュラムを編成しています。食・栄養の専門家として食文化の知識、食品開発及び食企画等の能力を有する人材になるため、食に関する視野を広げることができるフードスペシャリスト・フードコーディネーターの資格取得も可能です。
所定の単位を修得することによって、以下の能力を身につけた学生に対して学位を授与します。
評価 | 評点 | 判定 |
---|---|---|
S | 90点~100点 | 合格 |
A | 80点~89点 | |
B | 70点~79点 | |
C | 60点~69点 | |
D | 59点以下 | 不合格 |
本学の修業年限は2年です(長期履修学生制度が適用される場合は、この限りではありません。)。
学生は、2年以上在学し、教育課程表に示す本学の授業科目について、次に記すところに従って所定の単位を修得した者に対して卒業を認定し、「短期大学士(家政)」の学位及び卒業証書を授与します。